Better late than never

学習環境デザイン、LXデザイン、協働学習などの話をぽろぽろとします。見ていただいた記事にはコメント残してもらえると喜びます。

一筋の光 ヽ(゚∀゚)ノ パッ☆

4月1日からの怒涛の2週間も終わり、ようやく本腰を入れて留学準備が出来る時期になりました。(って前から言ってます。タイムマネジメントが出来ないのでいつもギリギリになってからバタバタしてます)

 

で、とりあえずは留学準備としては上司に書いてもらった推薦状の英訳、Personal Statement(志望動機書)の作成などがあるんですが、僕の場合、もう1つ渡航するのにクリアにしておかなければならない問題があります。

 

それが、「クローン病

 

クローン病が何かってのはこちらをどうぞ。

難病情報センター | クローン病(公費対象)

 

自己免疫にか関わる病気で一応日本では難病に指定されています。自己解釈もありで説明すると…

 

春になると花粉症ってありますよね?花粉は本来そこまで体内に入っても問題ないものなはずなんですが、花粉症の人は花粉が体内に入ると異常に過敏に反応してしまい、対外にくしゃみや鼻水と一緒に排出しようとする。

それと同じことがクローン病でも起こってると。ただクローン病の場合は食物全般です(笑)生命を維持するために摂取した食物を異物として捉えて、「ヤバイヨー、ヤバイヨー」という警告サインを出す。その警告サインが炎症の原因になって結果食べ物が通るところの何処かが炎症をおこしてしまう。みたいな感じの病気です。(自分ではこういう理解をしているんだけど、合っているのかな?)

 

僕の場合はこの病気を高3のときに発病しまして…もう10年来のお付き合いですね。大学生のときは寛解期(症状が落ち着いている時期)でどんだけ暴飲暴食しても、最低の生活リズムでも問題ありませんでした。

寛解期が終わったのが社会人1年目。その後、一度死にかけて入院したりもしましたが、日常生活にもそこまで支障はなくここまで過ごしてきました。

 

ただ、症状がなんとか軽度で保てているのは「レミケード」という薬のおかげです。この薬は2ヶ月に1回のペースで3時間くらいの点滴が必要で日本ではまだ保険適用外なのでちょっぴりお高い薬です(僕の場合は難病指定を受けているので自己負担はかなり少なく、東京都がほぼ全額を肩代わりしてくれています)

 

前置きが長くなりましたが、ここからが本題。仮に無事に留学が決まったとすると、2ヶ月に1回日本に戻ってきてレミケードを受けることはできないので選択肢は3つ

 

  1. 出来るだけ症状が出ないような食生活を心がける。もし症状が出たらひらすら我慢。
  2. 留学先でレミケードを留学保険適用内で処方してもらうため、保険会社と交渉。
  3. レミケード以外の治療方法を探す。

 

1は僕の性格から考えてまず持たないでしょう。2は保険料が高くなるし、場合によっては断られる(保険に入れない)リスクも考えられる。となると…3なわけですが。

今日2ヶ月ぶりの通院なので、先生と留学前の最終通院前に留学先でどうするか?をきっちり話しておきたいと思い立ち(遅いっ!!笑)会社で色々と調べ始めました。

 

そしたら、見つけました。これ!!

http://www.e-humira.jp/pcd/pdf/HUR1092EKA.pdf

 

詳しいことはよくわからんけど、クローン病の新薬らしく効果が期待できるとのこと。そして何が良いって、レミケードと違って、「自己注射も可」らしい♪(ただ、体験者のブログ見る限りめちゃくちゃ痛いらしく、自分で注射するなんてとんでもないと書いてありましたが…)

 

これなら日本で処方してもらって留学先に持って行き、自分で注射することでなんとか耐えしのぐ。ってことも出来るんじゃないだろうか?とりあえず先生に聞いてみるべ!という感じになったわけです。

 

ただ、今書きながら思ったけど、日本で処方してもらって留学先に持ち込むなんて可能なんだろうか…。