Better late than never

学習環境デザイン、LXデザイン、協働学習などの話をぽろぽろとします。見ていただいた記事にはコメント残してもらえると喜びます。

英語の文法

僕は昔から文法が大好きです。

日本語でも英語でも、その文がどういう意味なのか?なぜそういう意味になるのか?調べるのが好きです。もはや趣味と言ってもいいほど。

 

だから、理屈が分からないと、それはそれはイライラします。

高校のときは、古文・漢文を勉強してたけど、未だに訳し方がイマイチよく分からなかったり、納得のいく文法的な説明がいくら調べても出てこないのがイヤでした。だから古文・漢文はあまり成績よくありませんでした(言い訳です)

 

英語もそう。丸暗記は苦手なので、出来るだけ汎用性のある説明・意味を自分なりに探してます。特に前置詞も細かい意味を丸暗記するのは無意味だと思って、大分前(たぶん社会人になりたてくらいのころ)にいろいろ探してみました。んで、見つけたのがこれ。 

ネイティブスピーカーの前置詞―ネイティブスピーカーの英文法〈2〉

ネイティブスピーカーの前置詞―ネイティブスピーカーの英文法〈2〉

 

前置詞を直訳じゃなくてその語句が示すイメージで覚えようってのがこの本の趣旨なんですが、説明がめちゃくちゃ明解で分かりやすいです。

本を日本においてきてしまったので、僕の言葉で具体例を紹介すると(違ってたら僕の理解不足です、すんません)

 

onは何かに接触している状態を示したいときに使う。「〜の上に」だけでは説明できない there are a picture on the wall (壁に絵がかかっている)みたいな文章もこの説明でなら理解できます。

 

at と inは区別しにくい前置詞ですが、atは点、inは空間と覚えればすごく使い分けがしやすくなります。

 

I'm at my desk in my room.

 

私の部屋(という空間のなか)の、私の机(というピンポイントな場所)にいます。

という意味になるわけです。

 

I woke up at 10 and I spent my time with my friends in the afternoon.

10時というピンポイントを言いたいときはat

午後という漠然とした感じで伝えたいときはin

 

この他にもほぼ全ての前置詞のイメージがこの本には網羅されています。

有名な大西さんの本なのでご存知の人も多いと思いますが、読んだことない方はお試しあれ!