Better late than never

学習環境デザイン、LXデザイン、協働学習などの話をぽろぽろとします。見ていただいた記事にはコメント残してもらえると喜びます。

NHS専門医との面談からステロイド服用決定まで

ついに行って来ました。消火器専門医との面談!

本当は先週の木曜日にアポだったはずが、先方の都合でリスケになり、今週に振り替えになっちゃったわけです(病院のスケジュール、先生の都合でリスケって日本だとちょっと考えにくいですよね…まーそういう雑な感じというか何事も自分優先な感じはもう慣れましたw)

3ヶ月近く待った念願のアポなので、毎週木曜日は実は講義が入っていたのですが「休みます」と連絡を入れて病院へ。イギリスらしい歴史ある(ボロい)建物でした。

増築を繰り返しているっぽく中は迷路のようになっていたので、半分迷子になりながら、Digestive disease(消火器疾患)の受付へ。待ってましたとばかりに看護師さんが声をかけてくれて、体重を測った後、個室へ案内されました。

ちなみにクローン病患者の気がかり、体重は55kg。日本にいたときは57kg前後だったので、2kgくらい痩せたかな。まーそこまで劇的な減少じゃないのでOKでしょう、たぶん。

 

そして通された個室では超美人な女性が待ち受けてました。めっちゃテンションあがりましたが、この人に肛門触診とかされたくないなーと咄嗟に思いました(まー結局痔の話はしませんでしたが…)

話をしてみるとどうやらその女性、看護師さんのようでDoctorではないそう。Appintment letterにはDrの名前も書いてあったんだけど、まず今日は問診して、その内容を基に医師と相談して治療方針を決めるって感じみたいです。

話は基本情報から。いつなったのか?今の症状は?熱はあるか?便の回数は?日本にいたときのレミケードの頻度は?今飲んでる薬は?などなど。質問攻めでした。ところどころ専門用語らしきものが入ってきて??というところもありましたが、なんとか説明はできたはず。

で、レミケードはどうなったのか?これは大体予想はできていたものの、やはりイギリスでも詳しく検査してみてからでないとレミケード投与可能かどうかの判断は難しいとのこと。ただ、今の症状も結構辛いと思うのでまずはSteroidを初めてみたらどうか?という話に。

 

えーえー、もちろん聞いたことありますとも、ステロイド。ただ、まさかこういう展開になるとは思わなかった。日本にいたころはステロイドには手を出してないんですが、イギリスで初体験することになるとは…。ステロイドに関する知識は「めっちゃ効くけど、相応の副作用もある」くらいしか持っていなかったので副作用のこと聞かないと…と思いながら、動揺していたからか、出た言葉は…”Steroid is danger?” もうお前何ヶ月イギリスにいるんだよ、って感じでした。

 

その後、細かく副作用に関して説明してくれましたが、まずは症状をコントロールするためにもステロイドを使ったほうが良いと思う、とのこと。まー確かにこれからまた更に忙しくなるし、症状はまじで落ち着いてほしい。。。でも、ステロイドにはやっぱりちょっと抵抗がある…。といろいろ思案すること数分。まずは8週間やってみよう、ということで決心し、処方箋を受け取り、プレドニゾロンとカルシウム(副作用が骨に出るらしく、それを予防するために必要らしい)を薬局でもらってきました。

 

服用は明日の朝から。レミケード初体験のときのようななんとも言えない不安な感じです。もし見てくれた人でステロイド経験者がいらっしゃればお話伺いたいなー、コメント欄でもTwitterへのリプライでもOKなので、アドバイス・応援いただけると嬉しいです。

 

 

めっちゃ刺さった名言

最近、腹痛で死んでるときにバナナTVを見てて、バナナマン(特に設楽さん)いいなーと思い始めました。もともと好きなさまぁ〜ず三村さんとかとんねるずののりさんに近い、良い感じに力の抜けた、でもちゃんと考えてるとこ考えてる感じがいいなーと。

気になった人はとことん調べるのが、趣味なので(笑)、当然設楽さんも調べてみました。

そこでひとつ名言を見つけました。

 

「人の上に立つ」のは二流、本当に賢い人間は「人を立たせるもの」だ。

 

めっちゃ刺さりました。最近僕が考えていることにめちゃくちゃマッチしていて。

これは良い言葉に出会ったなー♪

London観光

大分前の話だけど(更新するの忘れてた)、久しぶりにロンドン行ってきました。

なんだかんだロンドンは僕の住んでいるブライトンから近いので、頻繁に行くだろうと思って観光も後回しにしてました。

で、半年。後回しにしてたらロンドンの半分も回ってないことに気づいたので、行くことにしました。今回は、ロンドンの東半分を中心に回ってきました♪

 

まずは腹ごしらえ

 London Victoria駅に到着後、まずは昼食。ご飯、味噌汁、主菜。みたいなThe 定食がずっと食べたかったので、SOHOにあるてんてん亭に行くことに。


SOHOは細い道が多くて、分かりにくいんですが、日本食レストラン、日本食ショップがめちゃくちゃ多いです。ロンドンでお気に入りのラーメン屋、麺屋佐助もここにあります。

▲揚げ出し豆腐とほうれん草のおひたし、どっちも懐かしい日本の味!

 

完全に日本の味でした。次回ロンドンに行ったときにはまた行きたいっす♪

 

St.Paul Cathedral

ここから本格的に観光!まずはSt.Paul Cathedral(セントポール大聖堂)へ。

めちゃくちゃ大きい聖堂。内部は残念ながら写真撮影不可だったので、写真はとれてませんが、大聖堂のドームの上に行くことができるみたいだったので、登ってみました。楽勝だと思ってたんですが、なかなかにきつい。途中から足も上がらなくなってきて、息も切れて…ただの運動不足ですね(笑)

半分くらい登ったところでドームの中腹に到着。ここ、半径20メートルくらいの真円のドームらしいんですが、ひそひそ声で話しても真反対にいる人にしっかり聞こえてしまうらしいんですわ(昔、不思議発見で得た知識w)イギリス人と思われる老夫婦がひそひそやって楽しんでるのを見て、ほっこりしながら、僕は一人なので実験できず素通り。

更に登ります。

 

そして、ひぃひぃ言いながらなんとかドームの頂上に到着。

▲ドームの上からの眺め

 

▲外から見たらこんな感じ。日陰になっちゃって残念な画に。

 

 Tower of London & Tower Bridge

んで、そこからロンドン塔へ。塔ってゆーか城です。

城好きとしては時間をかけてみたいと思っていたのですが、セントポール聖堂の雰囲気が良すぎてちょっと余分に瞑想してしまったので、ロンドン塔につく頃にはもう日が暮れ始めてた。。。ということでこの日は全景のみ撮影して通りすぎることに。

▲ロンドン塔全景。塔っぽさがあんまりない。

 

ちなみにタワーブリッジも一応帰り道に通ってきました。ロンドンらしいレトロな外観を予想してたら橋の一部が蛍光ブルーみたいな色に塗ってあって、ちょっとびっくり。街中見渡してもこんな色に塗ってあるところないし、何故この色なのかめちゃくちゃ疑問。。。

ということで、この日はこんな感じで終了。結局ちゃんと観光したのはセントポール大聖堂だけでした。セントポール大聖堂でのんびりしすぎたってのも回れなかった理由の一つですが、一番の理由は腹痛。常に最寄りのトイレを確認しながら歩くクローン病患者あるあるで、途中から心が折れてきたってのもあります(笑)もしかしたら昼飯の揚げ物が悪かったってのもあるかもしれないけど。次回は体調万全でロンドンにいかねば。。。

 

 

 

遂にNHS専門医とのアポが取れた

昨年末にいろいろと手続きを始めたNHS絡みのこと。ようやく話が進みました。

(これまでの経緯とかは↓参照) 

遂にNHSの消化器科専門医とのアポが取れましたヽ(=´▽`=)ノ

もはやちょっと諦めかけてたときに病院から手紙が届きましたよ。

X-DAYは3月12日日時も時間もあちらからの指定でしたわ。。。私の場合はラッキーにもその日に講義もなく、無事行けるので調整する必要がありませんでしたが、仕事してる人とか、その日にたまたま講義が入ってしまっている大学生とか調整大変だろうな…

 

まーというわけで無事専門医とのアポはゲットしましたので、あとは専門医と会ってなんとかこっちでもレミケードを打てるように手配してもらうのみ…。ここもまた大変そうですが、ここまで来たらなんとかしよう。

ということで今日はここまで。

 

痔に悩まされた2週間

2週間、壮絶な痔との戦いでした。

 

始まりはしっかりとは覚えてませんが、腹の調子は割りと良く、ある程度管理できていると思ってました。突然、恐ろしい倦怠感が襲ってきて、何もしたくなくなり、そして何もできなくなりました。

 

今回は腹痛というより肛門周辺の痛み、前回(2年くらい前)に救急車で運ばれて入院することになったのも直腸下血からだったので、「イギリスで下血はマズい」と思い、即座に断食を決意。結果ほぼ4日間ほど絶食しました。

 

とにかく排便時の痛みが半端じゃない。普段は調子が悪くなると寒気との戦いなんですが、今回はとにかく滝汗でした。もうそれくらい痛い!ネットで調べてみたらロキソニンは痔の痛みにも効くらしいとのことだったので、クローン病にはあんまりよくないとは分かっていつつもロキソニンを飲んで様子を見ました(結果、僕の場合ロキソニンは痔にはほぼ効きませんでした)

 

日本で処方してもらっていた強力ポステリザン軟膏+レスタミンコーチゾン軟膏の強力タッグで応戦していたのですが、動けるようになるまで2週間かかり、大学院の講義も何度か出席できず。。。友人はめちゃくちゃ心配してくれましたが、痔とは言えにくい+英語でどう説明していいのか分からん、こともあり、クローン病から来る腹痛で貫き通しました(笑)

 

やっぱり僕の場合、クローン病で一番怖い症状は「痔」です(´・ω・`)

腹痛がひどくなる度に「もう二度とこんな状態になるのは嫌だ」と思いますが、今回はその気持ちが特別強いですね。。。

あー次に痔の症状出たら……日本帰りたくなるだろうなー。

2nd Semester Starts!

1st Semesterの終わりから2週間。2nd Semesterが始まりました♪

 

今期は4つのモジュールがあるので、エッセイも4つ。計画的に勉強しないと大変なことになりそうですわw ただ、どのモジュールも面白いトピックばかりだから勉強自体は楽しくなりそうです。

 

ちなみに一発目の授業のときに先生から聞いたんだけど、来年からUniversity of Brighton MA English Language TeachingはUK studentsも受け入れることになるそうでっせ。

 

イギリスの医療制度

日本で受けていたクローン病に対する治療をイギリスでも受けられるようにするために奮闘すること2ヶ月。なかなか先が見えませんw

 

2014年12月…。年内の講義も終わり、多少時間にも余裕が出来たので、何にしろまずは前期の間悩ませ続けた腹痛をなんとかせねばと画策。当初、日本に帰るというのが第一選択だったんだけど、まだ半年以上いるわけだし症状が出る度に日本に帰るのでは効率が悪いし、何せ国外転出してしまって保険料も払っていないので(+特定医療疾患の医療券もない)、日本でレミケードを受けるととんでもない額を支払うはめになる。ということで日本行きは断念して、イギリスで同程度のサービスを出来るだけ低負担で出来る方法を考えることに。

 

こっちに来てから一応登録だけしておいたイギリスの医療サービス、NHSを利用することにしました。流れをざっとまとめると…

①GP General Practitionerに登録:GPはいわゆる「かかりつけ医」のこと。とりあえず医者にかかる事態になったらここに相談するみたいです。僕の大学の場合、別キャンパスにGPが常駐してるとのことだったので、そこに行きました。まずは、個人情報とかこれまでの病歴とかアレルギーとかを問診票に記入して終了。医師とのアポが必要な場合は別日の朝イチで電話してアポをとってほしいとのこと。若干面倒くさいですが、致し方なし。

 

②GPとのアポ:GPは総合的に見てどこが悪いかを判断して、専門医療が必要であればそこに向けて橋渡しをする役割。僕の場合はもうどこが悪いかは分かっているので、話は早いですが、日本の主治医からもらった紹介状と日本での処方記録(英語版)を渡して、専門医を紹介してもらうことに。

 

③血液検査:専門医と会う前に血液検査をしましょうということで、また別日にアポを取り血液検査に…。ここらへんがMAX体調が悪かったので、「はよ、なんとかしてくれ」と思いながら血を抜かれました。この日は本当に血を抜かれただけで終了。

 

④NHSからReferral letter(なんと訳していいのか分からんけど、紹介状みたいなものかしら)を受け取る:ここの病院が担当になりましたんで、アポ電がかかってくるまで待って下さいねーという旨の手紙をもらう。この手紙を受け取ったのが12月17日、6週間以内に連絡しますと書いてあったので、とりあえず年内の連絡はないだろうと思い、一旦日本に帰国することに。

 

んで現在。6週間どころか8週間以上経過しましたが、音沙汰なし(笑)

もしかしたら日本に帰ってる間に連絡があったのでは?と思って病院に正月休み明けに連絡するも、まだ連絡できないからもうちょっと待ってと言われ、更に待つ。あまりにも遅いので、もしかして忘れられてるんじゃないかと思って先ほどもう一度電話するも、返答は同じ…。

 

NHSは等しく無料だけど、とにかく遅い。お噂はかねがねでしたが、本当に遅い。

かと行ってPrivate hospitalは洒落にならん金額を取られるみたいですし、ここはNHSに頼るしかありません。むー、いつになったら連絡が来るのや。